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10月19日の千葉大学研修にて

2013年10月19日(土)
千葉大学教育研究会に参加して

子供たちには何が必要なのか。いつも考えていることです。

朝の9時からはじまった研究会では夕方4時までという時間を有効にそして有意義に過ごすことができたと感じます。

子供達は一体どんなことが必要なのか…。

常日頃から考えていますが、なかなか確かな答えは出てきません。

指導する立場の人間はいつも考え、悩んでいることが常であると言われたこともあります。

確かにそう思います。

考えなくなったらダメです。


今回の研修会では

考える子供達を育てるには、大人もいつも考えていないといけないということです。

しかし、考える事って意外と難しい子供たちに「自分で考えて!」と言ったって、本人がそこにこだわりや興味がないと

自分で「考える」事はしないでしょう。

「こうしたい!」「ああしたい!」と思うから初めて「考える」事につながるのでしょう。

そんな好奇心や興味を引き出せる環境を作らなければいけないと感じました。

「動く」「感じる」「考える」
この3つもとても大切であると改めて感じました。

・「動く」に関して
自分の足で移動する機会が減っている。運動的な事で「できる」「できないの」評価の対象となっている。
心から「やりたい!」と思える様な環境がない。

・「感じる」に関して
「できる」「できた」という達成感から自身をつける事
子供達同士で起こる出来事の中で、喜怒哀楽を表現し、葛藤しながらも共感して行く大切さ。
「感動」を共感しあう。

・「考える」
いつも私も子供たちに言っています。子供たちはすでにお膳立てされた環境で
「何か」をすることが多い。また、大人の目が常にあり自分で判断する必要がない。
受身である。世の中を見てみても、人生を安定的にという社会がある。「挑戦」という事に二の足を踏む。小学生の夢は何ですか?と質問したところ、「会社員」と答える子供がいるそうです。なんと!「夢」ってそんなもんでしたか??
安定的な社会、受身な社会は大人が造り出していませんか。
自分の考えを提案したり、集団を意識したり、問題解決能力を高められる様にしたいと私は考えています。

子供達の何かに没頭する時間について
今年の夏にキャンプを行い、スプーンを作成しました。
その時に感じたことですが、とにかく没頭します。基本的に鉛筆を削る程度では満足せず「もっと何か削りたい!」「なにか作りたい!」「ナイフ使いたい!」という気持ちになるようです。(大人もそうですね。)
今回の研修でも、教授陣が言っていましたが、子供の時に没頭すること(集中すること)が大人になって考える事を多くする事につながるということでした。
もちろんテレビゲームではなく、ものづくり、あそび、計算などです。
このことに関しても、TIDEPOOLでは意識して行いたいことであり、子供たちの小さいな発見や、驚きを大切に、そこを掘り下げて行けるように意識して行きたいと思いました。

そのほか環境について
広さの問題。魚の世界でもそうですが、海から捕まえてきた、魚を範囲の限られた水槽で飼育し始めると、1匹が仲間はずれになるそうです。
必ずしも、人間界に当てはめる事は難しいかもしれませんが、空間もとても心に大きな影響を及ぼしそうです。
TIDEPOOLでは自然を舞台に自分たちのエッジを越えて行くチャレンジをしています。
自然の大きな「力」や「存在」というのは、すくなくとも子供たちの心に「開放感」を感じてもらえればいいと思います。
「なんかスッキリする」とか「清々しい」、など感じ方は自由です。
これからも、「自然介在型」として安全を確保しながら、ダイナミックに自然と関われるようにして行きたいと思いました。
簡単ではありますが、以上

今村直樹
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